秋の産別中央行動

 全農協労連は9月19日に「秋の産別中央行動」の第1弾として、農林水産省と厚生労働省への要請を実施。10月7日に第2弾として、全中への要請を実施しました。秋期年末闘争にむけて全国的な共通課題で職場の団体交渉に活かすべく交渉しました。

 農水省に対しては、合併をはじめとした組織再編や、事業の見直しのなかで、農協運営の問題点が「労働条件決定」の不備に繋がっていることについて指導を求めました。農水省としても、来月から行われる指導機関としての農協ヒアリングにも活かすとの回答があり、参加者から現場の実態を詳しく伝えることを重視して要請を行いました。
 厚労省に対しては、農水省と共通項目で農協現場の実態を共有。労働行政の立場からの見解と指導を求めるとともに、36協定の締結をめぐる労基署への指導や、法律の脱法的な運用を許さないよな労働法制の規制強化、全国一律最低賃金制度の実現などについて要請しました。
 全中に対しても「労働条件決定の原則を守る指導」を求め、ハラスメント対策、持続可能な農業を実現する「価格保障、所得補償」の実現に向けた農政運動について要請しました。
 要請の詳細は、機関紙「全農協労連」に掲載しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

目次