各地では、他団体との共闘で「秋のグリーンウェーブ行動」が取り組まれ、自治体・農協への要請や署名宣伝行動、学習会などが多彩に取り組まれています。今年は空前のコメ不足という状況のもとで、食料・農業に対する関心が広がり、食料自給率の向上や安全安心な国産食料の増産など私たちが掲げてきた国民的な要求を実現するチャンスが広がっています。しかし、生産者の段階では、新自由主義農政が継続するもとで、資材の高騰、後継者不足や担い手不足は一向に解決していません。国民的な要求を実現するうえでも、改めて所得補償や価格保障など再生産可能な農業を実現できる政策が問われています。このような情勢のもとで、全国食健連は「秋のグリーンウェーブ行動」の各地の行動の結節点として、中央集結行動をおこない、取り組んできた政府要請をもとに農林水産省への要請やシンポジウムを実施します。
12月18日(水)13時00分~19時30分
①13:00~14:00 農水省要請 (国会議員会館)
②15:00~17:30 「米不足」から持続可能な食と社会を考えるシンポジウム
パネリスト 岡山大学 小松泰信名誉教授
東都生協 野地浩和専務理事
主婦連合会 平野祐子常任幹事
農民連 小倉毅副会長
農協労働者
③18:00~19:30 収穫祭