全農協労連は12月14日に都内で2025年春闘討論集会を開催し、オンラインを含め41名が参加しました。
舘野豊書記長が2025年春闘に向けた“かまえ”と“運動の重点”を強調した2025年春闘方針原案を提起。断続的な物価高騰により賃上げの必要性が職場に留まらず社会的にも認知されているなか、2024年秋期年末闘争では昨年度を上回る要求を提出した単組がある一方、下回る要求となった単組が一定数あることに着目。どのような仲間の思いから要求がつくられたのかを問いかけました。また、労働組合主導のスケジュール設定や団体交渉の有無など、秋期年末闘争を流れ解散させずたたかいきること、その上で、2025年春闘は、人手が不足していない企業の要員が「賃金や賞与の引き上げ」にあることからも、全国的な課題となっている人員不足の解消のためにもベアは当然の要求であるとしました。そして、唯一ストライキを背景に交渉することができる団体交渉でしっかり交渉していくことを呼びかけました。
方針提起ののち、北海道農協労連・札幌市農協労組、高知県農協労組からの実践報告をおこない、本部から「第30回JA全国大会に対する取り組みの到達と25春闘」を提起しました。
方針提起・実践報告を踏まえて、分散会と全体会で討論しました。
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