全農協労連はオンラインで第54回中央委員会を開催し、2024年春闘春闘方針を決定しました。
砂山太一中央執行委員長は、2023年春闘では多くの単組で初任給引き上げ・ベア回答を引き出したが、度重なる物価上昇で賃上げ分が追い付いておらず、賃上げへの要求はこれまで以上に強くなっていると指摘。産別統一闘争、国民春闘に結集してすべての職場での賃上げを目指そうと話しました。
国民春闘共闘委員会・小畑雅子議長(全労連議長)が来賓挨拶し、四半世紀にもわたって賃金が上がっていない日本の異常さから、労働組合をさらにバージョンアップさせて、労働組合のもつ権利を行使し、ストライキをかまえて果敢にたたかおうと呼びかけました。
中央委員からは、職場だけでなく社会的な賃上げ闘争の必要性や、仲間と集まることへのこだわりコロナ禍を克服する奮闘、地域の農家組合員との共同をつくる取り組みなどが積極的に語られました。 1号議案「2023年秋期年末闘争総括」、2号議案「2024年春闘方針」はそれぞれ賛成多数で可決承認されました。
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