物価高騰から生活を守り、働き続けられる職場をめざす労働組合のたたかいによって「賃上げ」が社会的な争点として浮かび上がっています。こうした情勢を形成した仲間の実践と、第30回JA全国大会を踏まえた農業・農協をめぐる課題を共有するため、11月23~24日に連合会労組全国学習交流会を開催しました。
最初に立正大学の北原克宣教授(農業・農協問題研究所・事務局長)から「第30回JA全国大会組織協議案の分析結果-農協のめざす方向と職場・地域で求められる運動」と題し、これまでのJA全国大会と今大会の位置付けや、大会決議内容について基調講演を受けました。実践報告では、和歌山農労連から県1JA合併が控える中、組合員の怒りや不安を結集したストライキの経過や今後の課題について、また青森県中央会労組から中途採用・新採用者を労組に迎え入れる努力や取り組みが報告されました。
その後、グループディスカッションでは、職場課題やハラスメント、労組活動に関する悩みなど幅広い意見を出し合い、また連合会事業の役割を再確認しました。
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