10月26~27日に都内で第56回農協に働く女性のつどいと、女性部第13回総会を行いました。女性のつどいでは、全労連前議長・国民春闘共闘委員会前代表幹事の小畑雅子さんが「労働組合だからできること~ハラスメント問題を起点に仲間と一緒に働き続けられる職場をつくろう~」と題して講演しました。講演はオンラインでも視聴できるようにて多数の参加を呼びかけました。
小畑さんは、ハラスメントはすべての職場の問題、人権の侵害であり、根底にはジェンダーの問題があること、我慢すべきことではないと訴えました。そして、職場におけるハラスメント防止対策や解決は事業主の義務であること、当事者と共に声を上げる運動につなげていく必要性を協調されました。講演会後の全体ディスカッションや翌日のグループワークでは、実際にハラスメントを受けた実例が参加者から話が出され、二度とハラスメントを発生させないよう運動を諦めずに続けていくことを確認しあいました。
女性部第13回定期総会では、女性のつどいや女性集会が積極的・継続的に取り組まれている地本の活動や単組の取り組みを共有しました。参加者から他の仲間にも「一緒に参加しよう」と声をかけて参加を広げてくれたことが紹介され、実感を自分の言葉で語りながら仲間づくりをしていくことを全体で確認しました。また、第56回日本母親大会に参加した仲間が報告。母親運動のきっかけとなった水爆実験をはじめ核の非人道性について語り、核廃絶を呼びかけました。